量より質を摂ることが大事
/
症状から記事を探す
栄養には糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素がありますが、今回は脂質についてお話しします。
脂質は大切なエネルギー源であり、細胞膜やホルモンの構成成分、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、体温保持や内臓の保護などの役割があります。
1gあたり約9calと効率もよく、長時間の活動や休息時のエネルギー源にもなります。
ただし、脂質は摂りすぎると肥満や生活習慣病につながりますので、摂取量の管理が大事になってきます。
エストロゲンやテストステロン、コルチゾールなどのホルモンはコレステロールを材料としてつくられます。
女性ホルモンは脂質が不足すると減少しやすく、PMSや不調の原因にもなります。
そこで脂質を摂取する際は、量ではなく質にこだわりましょう。
避けるべき脂質は、酸化した古い油、スナック菓子類、トランス脂肪酸が含まれているものに注意してください。
おすすめは炒め物ならココナッツオイルやグラスフェッドバター。
生で摂るならアマニオイルやえごま油、青魚です。
食品では平飼いの卵です。
タンパク質と脂質は摂取の際、血糖値の急上昇を抑えたり、食欲を抑えるホルモンが出ます。
食べる順番を意識すると食から健康がつくれます。
