捻挫はきちんと改善しましょう
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足首の捻挫をしたことがありますか?
足首の捻挫を大したことはないと放置した結果、大変な思いをしている方が結構います。
捻挫をすることで足首の骨と骨をつなぐ靭帯が強く引き伸ばされます。
ケガの程度が強いと部分的に切れてしまったり、完全に切れてしまうこともあります。
骨と骨をつなぐ組織が不安定なままでは回復は望めません。
足首の痛みがずっと引かない、運動するとすぐ痛くなってしまう。
足首の機能性も低下し、歩いたり、しゃがんだり、立ち上がるといった動作が円滑にできなくなり、膝や股関節、下肢の筋肉への負担も強まってしまいます。
こうなると全身の運動連鎖が崩れ、足首を発端に首や肩、腰などに不具合が波及していきます。
実際の症例でも、首の痛みを訴えているケースで足首捻挫の既往歴があったので、足首の動きを改善したところ首の症状を解消できたり、足首の捻挫を安静・固定せずに動かし続けたために足首の可動性が著しく低下して、膝の痛みを招いていたものもありました。
みなさんは、これからケガをしたら、どんな軽度に思えても、大丈夫だろうと自己判断をせず、きちんと対処してください。
目に見えない組織損傷はタチが悪いですから。